OOHニュース
「あなたは“人身売買バス”を見たか」米啓蒙団体の衝撃的な啓発キャンペーン
Case: Stop Traffick
アメリカの非政府組織・Street Graceがジョージア州アトランタで展開したOOHキャンペーンをご紹介。
2019年が始まって間もない1月2日の朝ジョージア州アトランタの市街地を72台のスクールバスで埋め尽くし、バスの乗員数と同じ数の子どもたちが人身売買や性的搾取の犠牲となっている現状を訴えたのです。
2019年が始まって間もない1月2日の朝ジョージア州アトランタの市街地を72台のスクールバスで埋め尽くし、バスの乗員数と同じ数の子どもたちが人身売買や性的搾取の犠牲となっている現状を訴えたのです。
キャンペーンに使用されたのは50人乗りのスクールバス72台。これは、毎年人身売買の犠牲となっている子どもたちの数(3,600人)を意味しています。
「スクールバス」は子どもたちの日常を意味するもの。街の通りを走行してわざと渋滞を作り出すことで「Traffic(交通)」から「Traffick(人身売買)」を連想させます。
街を走るバスの大群に驚き、スマートフォンで撮影する人々。
バスの側面には「このバスに乗っていた子どもたちは、人身売買の犠牲になりました」と衝撃的なコピーが書かれています。
側面だけでなく、バスの屋根にも大きく書かれたコピー。
上空からキャンペーンの模様を報じるニュースの映像を通しても、そのメッセージが伝えられました。
キャンペーンが開催されたのは、翌月に控えたアメリカの国民的スポーツイベント「スーパーボウル」の直前。人々の関心が高まっているタイミングを狙って決して目をそらしてはいけない事実を突きつけ、強烈なインパクトともに行動を呼びかけ啓発施策でした。
AdGangより転載
詳細 https://adgang.jp/2019/08/176418.html
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