OOHニュース
京阪電車車内に広告用デジタルサイネージを搭載
1車両につき3カ所、18.5インチのLCDモジュール(FULL HD対応)を設置。特定のエリアに限定した広告コンテンツの放映が可能
京阪電気鉄道株式会社(本社:大阪市中央区、社長:中野道夫)では、京阪線で運用している6000系および13000系車両において、京阪電車として初となる車内広告用デジタルサイネージ(以下DS)を2021(令和3)年1月22日(金)より順次搭載します。
今回搭載するDSには、株式会社交通電業社(本社:大阪市平野区、社長:相薗岳生)が開発した鉄道車両用ディスプレイと、モバイルクリエイト株式会社(本社:大分市、社長:村井雄司)の「移動体管理システム」のノウハウを活用したコンテンツ配信システムを採用。運用業務は、京阪電車の駅および車内広告の運営を受託している株式会社京阪エージェンシー(本社:大阪市中央区、社長:中妻裕司)が担当します。
1車両につき、乗降用扉6カ所のうち3カ所の上部に18.5インチのLCDモジュール(FULL HD対応)を搭載。案内表示装置[尾嵜 光将1] がもつ車両の位置情報等を活用することで、大阪・京都など特定のエリアに限定して広告コンテンツを放映することが可能です。
当面は京阪グループ各社の広告を中心とした放映を行い、本DS搭載列車の増備が進んだ2022(令和4)年春頃を目途に京阪グループ外事業者様の広告放映を開始する予定です。
本DSの導入で、京阪電車内の広告をより分かりやすくするとともに、車両広告を沿線内外問わずより多くの事業者様にとってさらにご利用いただきやすいものにしたいと考えております。
京阪電車車両への広告用デジタルサイネージの搭載開始について
1.開始時期
2021年1月22日(金)より順次搭載(2022年度中に全対象車両への設置が完了する予定)
2.対象車両
6000系車両(112両)、13000系車両(85両[尾嵜 光将1] )
3.対象路線
京阪線
4.システム概要
株式会社交通電業社製のLTE対応の車両広告用デジタルサイネージで、1車両毎に通信用の親機が1台と子機2台の3台で構成。親機が4GLTE回線を用いて、モバイルクリエイト株式会社の配信システムと接続し、サーバーから映像コンテンツを取得。同一車両内の子機には、車内無線LANを介して映像コンテンツを送信します。また、案内表示装置[尾嵜 光将2] がもつ車両の位置情報等を活用することで、大阪・京都など特定のエリアに限定して広告コンテンツを放映することが可能です。
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