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3Dプリンターの次世代活用法!? 大手酒造メーカーが前代未聞の3Dカクテルを発表
Case: Bulleit Frontier Whiskey 3D Printed Frontier Event
世界有数の酒造メーカー・ディアジオが、3Dプリンターを使ってカクテルを生み出しました。
Diageoは“3Dカクテル”の発表にあたり、アート・デザイン・テクノロジーなどを融合させたイベントをアメリカ・カリフォルニア州オークランドのランドマーク的な存在である16番通り駅にて、プライベートな招待制で開催しました。
今回製作した3Dカクテルは、同社が提供するBulleit Frontier Whiskeyにシャルドネのワイン、葡萄ジュース、桃ジュース、緑茶を加え、さらにそこから3Dプリンターによってお酒の中にレモンのオイルドロップが浮かび上がるというものでした。
イベント開催にあたり著名な建築家やデザイナーも協力し、会場内に「3Dプリンター・バー」を設置。Bulleit Bourbonのウイスキーからインスパイアを受けたデザインが施されました。
バーやスタジオの設計には2,000時間以上、さらにその前段階の設計やエンジニアリングにも多大な時間が費やされたといいます。
イベントには多くのミュージシャンやDJも集まり、大盛り上がり。また、イベントだけでなく駅を所有する非営利団体への寄付も行われ、都市再生のサポートにも寄与したといいます。
3Dカクテルの開発とともにバーの可能性を再考し、あらゆる分野とのコラボレーションで新体験を生み出した今回のイベント。2019年にはテキサス州オースティンでもイベントが開催され、3D体験の全国ツアーが予定されています。
イベントの様子と3Dカクテルの製作過程は以下の動画からご覧いただけます。
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