OOHニュース
Facebookページからロケット砲を“遠隔操作”
Case:Fashion Shoot
「Ariel」は8/29~9/3の期間中、ストックホルムセントラルステーションの待合スペースに『特殊なガラス製のショーケース』を設置。
プロモーション(ゲーム)の内容は、レールハンガーの前に置かれた、ケチャップ・チョコレートドリンク・リンゴンベリージャムの3種類の玉が込められた『キャノン砲ロボット』で、真っ白な洋服(合計1000枚)に一般ユーザー自身が“汚れ”をつけていくというもの。
このゲームのとってもユニークな点は、『キャノン砲ロボット』を操作するのが現場(駅)からではなく、インターネット上の「Ariel」のFacebookページから北欧に住む人の誰でも参加できるという点。
※現場にある『キャノン砲ロボット』と『Facebookページ』は特別仕様のシステムで連携されています。
ユーザーはFacebookページから、好みの(白い)洋服に狙いを定め、制限時間内に見事汚れをつけるとゲームの勝者となり、その洋服は現場で即座に「Ariel」で洗濯され、後日ユーザーのもとにプレゼントとして届けてくれるそうです。
『Arielを使えばケチャップなどのしつこい汚れでも綺麗に落ちるので、プロモーションの特典としても問題なく使えるんですよ。安心してもらってくださいね。』ということをコミュニケートしているようです。
リアルとデジタルの融合として興味深いケース。
北欧諸国ではFacebookの普及率が全人口の46%、インターネット利用者の52%にものぼるそうで、そのような前提を鑑みた上で、Facebookを活用することで参加者の地理的・物理的な制約を極力無くしています。
さらに、リアルと連動させることにより、現場(駅)で実際にこの光景(ショーケース内の模様)を見た市民からの“濃いバズ”を誘発させようとしているようです。
ただ面白いだけでなく、『衣類を白くする』という訴求ポイントをエンターテインメントとして伝達できている点が素晴らしいと思いました。
参考サイト
・Ads Of The World
http://adsoftheworld.com/media/online/ariel_fashion_shoot
PR EDGEより転載
https://predge.jp/88985/
http://adsoftheworld.com/media/online/ariel_fashion_shoot
PR EDGEより転載
https://predge.jp/88985/