OOHニュース
札幌市内中心部5か所に「災害に備える広告付き情報案内板」を設置
多言語表示や非常時の情報発信にも対応!
総合広告代理店の表示灯株式会社(以下、当社)は、観光都市札幌市中心部の5か所に、非常時に必要な情報を適時に提供できる広告付きの札幌市総合案内板を設置致しました。
チカホ(札幌駅前通り地下歩行空間)
この事業は2018年9月6日に発生した北海道胆振東部地震の際、停電によって外国人を中心とした観光客に十分な情報提供ができなかったことや、現在、デジタルサイネージを搭載しない、市内174か所に設置されている観光案内サインでは、常時、最新情報を提供することが困難であることなどをふまえ、非常時に観光客の安全を守ることを目的として札幌市観光・MICE推進課が主体となって実施したものです。また、エリアマネジメントの仕組みを活用することで、道路上に設置される総合案内板に広告物を掲出できるように整理することで、地域課題解決や地域価値向上に生かされることも期待できます。
今回設置された総合案内板は、75インチデジタルサイネージを採用することで、多言語による情報提供を可能としました。通常時には観光客に対し観光情報を提供し地図を用いて、名所旧跡の場所を分かり易く案内する一方、非常時には、メールまたはCMS(*1)によって、災害時に必要な情報の発信表示に切り替えて、緊急にお知らせすべき情報を提供することができます。
また、UPS(無停電電源装置)を装備することによって、災害によって通常の電力供給が受けられない場合、自動的に電力システムを切り替え、表示システムを維持することができます。
今回の設置や今後の情報の更新などの維持運営管理にかかる費用は、企業からの広告掲出料からまかなわれ、その収益は地域を活性化するエリアマネジメントにも生かされます。
当社は、今後もこれらの事業を通して、利用者や街の生活者の利便性、快適性、そして豊かさを提供するとともに、『社会に貢献できるサービス』の提供を目指してまいります。
(*1:Contents Management System / コンテンツマネージメントシステムの略称。Webに関する専門知識が無くても、Webサイトやコンテンツを構築・管理・更新できるシステムのこと。
-
JR北海道 サツエキビジョン
どんな所から来ても、視界に入っちゃう。
-
【大通】ha・na・vi
-
【札幌】札幌駅前ビジョン