写真から3D計測できる「Leica BLK3D」測定可能距離と精度の向上

今回のアップデートでは、撮影範囲と精度が、従来の2倍になり、より遠くの対象物を撮影できるようになりました。たとえば、4階建てのビルのファサードをセンチメートル単位の精度で測定することができます。

加えて、データキャプチャ・プロセスを最適化し、精度を最大限に向上させるために開発された、新しいガイダンスワークフローも利用可能です。プレミアム・エディション・アップデートは、モバイルおよびデスクトップは、インターネット接続後、アプリ/ソフトウェアを起動すると開始します。

 
1使用用途の拡大により期待される業務能率向上

プレミアム・エディションは、多くの屋外アプリケーションでのLeica BLK3Dの活用を促進します。

・リノベーション&リモデリング (ファサードや屋根工事など)

・ユーティリティ & インフラストラクチャー(電柱など)

・ファシリティ・マネジメント

・プラント、工場での現場調査
 

2アルゴリズムの大幅強化とワークフロー改善: 4ショット マルチショット撮影

BLK3Dの画像処理アルゴリズムが大幅に強化されました。また、撮影/測定時のワークフローの改善により、最大4ショットのマルチショット撮影が可能になりました。

精度と範囲の新旧バージョン比較 (Old vs New)

さらに、新しいガイダンスと精度フィードバック機能により、必要とされる測定精度を得るために、キャプチャプロセスを最適化することができます。

・マルチショットは、距離に応じて4回まで可能となります。(B=ベースラインを長く取れます。)

・精度フィードバック(緑: 高精度レベル、黄: 精度減少、赤: 低精度)を参照し、測定が行えます。

 

BLK3D Webとのコラボレーション促進

測定された画像を用いたオンラインコラボレーションの強化もされました。BLK3D MobileやDesktopから、測定画像のオンラインコラボレーション(*Publisherのサブスクリプションオプション/無期限ライセンスが必要)は、パブリッシュされた3D Imageを、インターネット環境があれば、どこにいてもアクセスできるようになりました。従来はPCのブラウザのみでしたが、スマートフォンやタブレットなどのタッチデバイスで測定ができるようになっています。

また、パブリッシュ(クラウドへアップロード)された3D Imageは、90日間に延長されています。これにより、作業を完了するのに十分な時間を確保することができます。また、jpg、pdf、CADフォーマットへのエクスポートが拡張・改良され、データの相互運用性も向上しました。
 

Leica BLK3Dは、下記Webサイトで購入可能です。
https://shop.leica-geosystems.com/jp/ja-JP/learn/reality-capture/blk3d