OOHニュース
スマホで写真を撮ると真のメッセージが。LGBTQ支援を啓発するインタラクティブなポスター
Case: TIME TO SEE THINGS DIFFERENTLY
カナダ・トロントで性的マイノリティ(LGBTQ)とその家族、友人を支援する団体・PFLAGが、性的少数者に対する理解と平等を啓発するユニークなポスターを制作しました。
市内の公立中学、高校に掲示されたこのポスターは、LGBTQのシンボルであるレインボーカラーがデザインされていて、それぞれの色にはLesbian(レズビアン)、Gay(ゲイ)、Bisexual(バイセクシュアル)、Trans(トランスジェンダー)、Straight(異性愛者)、Queer(クィア、LGBTに当てはまらないマイノリティの人々)、そして2-Spirited(自らの中に両方の性を自認する人)という単語が配置されています。
こちらのポスターには実は特殊な仕掛けが施されており、スマホのカメラ機能でフラッシュをオンにして写真を撮ると、それぞれの単語の隣に、別の言葉が浮かび上がるようになっているのです。
レズビアン-「PARTNER(パートナー)」
ゲイ-「TEAMMATE(チームメイト)」
バイセクシュアル-「BUDDY(仲間)」
トランスジェンダー-「FRIEND(友達)」
ストレート-「ALLY(LGBTなどの当事者ではないが、社会運動の支援をする人)」
クィア-「SUPPORTER(サポーター)」
2-SPIRITED-「BFF(永遠の友達)」
これは『LGBTQの人たちも、実はあなたの身近にいるチームメイトであり、友人なのだ』、そして『性的指向で人を判断するのではなく、もっと大きな観点で、人間として接しよう』というメッセージを発信したもの。ポスターというアナログな媒体にユニークな工夫を加えることで、学生の関心を引き付けようという狙いです。
PFLAGはもともとアメリカで発足し、現在およそ20万人もの会員を抱える国際的な団体。具体的には子供からカミングアウトされた親へのサポート、定期的なミーティングの開催など様々な活動を行っており、今後もLGBTQの平等と権利を広めるための活動に尽力していく予定だといいます。
INFORMATION
PR EDGE より転載 https://predge.jp/97237/-
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