OOHニュース
エンタメを成熟させ、見る人を熱狂させるOOH 株式会社ユニカ
靖国通りと新宿通りの交差地点、いわゆる「新宿大ガード」対面に建つユニカビルは、新宿東口を代表するランドマークだ。道路のカーブに沿ったゆるやかな曲面に、100㎡の巨大スクリーンが3台並ぶ。
屋外広告としての機能ももちろん持つが、ある時にはアーティストのライブ会場に、ある時にはアーティストの誕生日を祝うメッセージボードになるという。
運営は、ビルオーナーでもある株式会社ユニカ。「新宿東口の猫」で知られるクロス新宿ビジョンも同じく同社の管理だ。いずれもSNSによって広く拡散される注目のメディアである。国際都市東京の中核で、OOHが新しい価値を獲得しているようだ。
巨大ビジョン×高音質で新宿東口がライブ会場に
大塚:御社は今年創業70周年を迎えられるそうですね。現在のように不動産やビジョンを手がけるようになったのは最近なんですか?
藤沼:はい。卸問屋として誕生しまして、取引先とのご縁からパチンコ店の運営をはじめ、出店計画の中で立地や物件情報を扱ううちに、不動産業へと業種を広げるようになりました。
2009年に「ユニカビル」が完成してからは、自社媒体としてビジョンの運営・管理も行っております。
大塚:手広いですね。「ユニカビジョン」はどういう経緯で設置されたのでしょうか?
藤沼:実はユニカビルが完成した当時、この場所は決して立地的なアドバンテージがあったわけではなく、どちらかというと裏側の薄暗いエリアというイメージでした。
ビジョンをつけたのは、このビルを新宿の新しいランドマークとして認知してもらうために、明るくにぎやかなイメージにしたかったからという理由もあります。
大塚:今では新宿を代表する風景のひとつですよね。
藤沼:おかげさまで認知度もだいぶ上がってきましたね。理由の一つに、映画「君の名は。」の作中で描かれたことがあります。多くの重要シーンで使われていまして、公開後は海外からのお客様が聖地巡礼のような形で訪れていました。
「東京を象徴する風景」として世界中に流れることで知名度があがり、企業様からの信頼も得ています。
大塚:媒体としての特徴を教えてください。
藤沼:一つの特徴は「音」です。街頭ビジョンというと、立地としては渋谷の方が人気ですが、一方で複数のビジョンが集中していてどうしても音が混じってしまいます。
その点、ユニカビジョンの立地は近くに競合媒体がないもあり、多くの方へクリアな音質で届けられるように作っています。そのためオープン当時からレーベル会社とコミュニケーションを取り、音楽放映枠で自社番組を流すという取り組みを行っています。
それから、100㎡×3面というサイズも特徴の一つです。街頭ビジョンはどうしてもサイズそのものが広告効果を左右しますが、ユニカビジョンは新宿エリアで最大級の街頭ビジョンです。
大塚:30分の長尺番組を放映されている点も、珍しいですよね。
藤沼:そうですね。まずはユニカビジョンを多くの方に見て頂く、知って頂くということが、広告収益やビル価値の向上につながるという発想です。
有名アーティストの番組や特別なコンテンツを放映することで、ビジョン前まで「見に来ていただく」ことを重視しています。
大塚:どういったアーティストのコンテンツが多いんですか?
藤沼:人気がある、話題になっているコンテンツを幅広く取り扱っていますが、ファンの熱量が大きく実際に「見に来ていただける」ジャンルということで、アイドル系、K-POP、声優系は特集する回数が多いです。
ファンの方がわざわざ見に来てくれて、しばしばSNSなどで放映の様子を拡散してくださってます。
大塚:偶然通りかかって見た人が拡散するんですか?
藤沼:ケースバイケースではありますが、投稿頂けるのは放映を目的にお越しいただいた方が多いかと思います。
現場の安全を確保することが大前提ではありますが、媒体前がちょうど西武新宿駅の「PePe前広場」になっておりますので、事前告知した上で、ファンを集客しての放映ができます。
引用:ユニカビジョン 公式HP
引用:ユニカビジョン 公式HP
大塚:ちょっとしたイベントスペースとしても活用できるというわけですね。
藤沼:はい。さらに、自社で開発したアプリを使うことで、映像とリンクした高音質なライブ音源を、ご自身のイヤホンで聴くことも可能です。疑似ライブ体験、として好評をいただいております。
大塚:事前告知ができて、人が集まれるスペースがあって、クリアな音質で音を流せるというのは強いですね。コンサート会場のようなクローズドな場所で行われてきたことが、新宿のど真ん中で実現するということですよね。
アーティストとファンをつなぐ「応援広告」
藤沼:ユニカビジョンの出稿理由をお伺いすると、純粋な広告効果以外に、アーティスト様ご本人が喜ぶ、というお話をよく伺います。
例えばデビュー直後のアーティスト様など、日本を代表する有名アーティストを特集放映している直後に、自身のミュージックビデオが放映されることが、達成感につながっているそうです。
またそのアーティスト様のファンからすると、誰もが知っている巨大ビジョンで「推し」のコンテンツが放映されていて、多くの方に見てもらえているということにも喜んで頂けているようです。アーティスト様やファンの方が、ご自身のSNSで「ユニカビジョンで放映中!」と発信して頂いているケースも非常に多いです。
大塚:なるほど。ユニカビジョンが「応援広告」のメッカになっているのも、そうした背景が関係あるんでしょうか。
引用:ユニカビジョン 公式HP
引用:ユニカビジョン 公式HP
藤沼:そうかもしれません。応援広告は韓国発祥の文化でして、もともとユニカビジョンでは、K-POPコンテンツはファンの熱量が大きいため、積極的に取り扱っていました。
加えて新大久保から徒歩圏内なので、韓国グルメや韓流ショップで楽しんだファンの方が流れてきます。ですので、以前から土壌はあったと言えますね。
大塚:個人の方が出稿されるんですか?
藤沼:個人の方から直接のお申し込みは受け付けていないのですが、専門の代理店さんなどに権利関係をご確認頂いた上で、放映しています。多くの場合、ファンクラブ単位でのお申込みで、国内だけでなく韓国や中国、東南アジアのファンクラブからも多数お問い合わせがあります。
大塚:そうなんですね。応援広告という文化は、今後国内のアーティストでも広がっていく可能性があるのでしょうか?
藤沼:そう思います。韓国に比べると日本のエンタメやスポーツの権利管理は厳しいですが、SNSの普及もあり、昔に比べると多くの分野で、すでに大目に見られている部分があると思います。コストをかけずにプロモーション効果を得られるので、ある程度自由に発信できた方がお互いにいいね、という流れになっていくのかもしれません。
「新宿東口の猫」と新宿が持つポテンシャル
大塚:「クロス新宿ビジョン」についてもお伺いします。まず、「新宿東口の猫」誕生までの経緯をお聞かせいただけますか?
藤沼:クロス新宿ビジョンも、ユニカビジョン立ち上げの時と同様に、まずは新宿のランドマークにする、というのが念頭にありました。
ユニカビジョンはクリアな「音」をフックにしましたが、こちらはお隣にアルタビジョンさんがあります。そしてちょうど計画のころ、海外でL字や湾曲した街頭ビジョンを使った3D映像が話題になっていたこともあり、「3D放映」をクロス新宿ビジョンの差別化ポイントにしようと考えました。
ただ3D映像が流せると媒体側が言い張っても、それがどのようなものかまず見て頂かないと始まりませんので、「クライアントさまへのサンプルを兼ねた、バズる3D映像を作りたい」と複数の映像制作会社さまにご相談し、様々なご提案をいただきました。
大塚:その中で、なぜオムニバス・ジャパンの「新宿東口の猫」を採用されたんですか?
藤沼:当時バズっていたアーティスティックな3D映像を踏襲したご提案が多かったのですが、その中で、一点だけラフな手描きの状態だった巨大猫が異彩を放っておりました。
「巨大猫が住んでいるビル」というコンセプトも非常に話題を呼びそうで、満場一致で採用させていただきました。
その瞬間から、渋谷の「ハチ公前」のように新宿の「猫前」が待ち合わせの定番になれば、という方向性も見えてきました。
引用:クロス新宿ビジョン 公式Youtubeチャンネル
大塚:本当に、駅前広場ではほとんどの方が見上げていますよね。シンクロ放映のコンテンツも訴求力が高そうですね。
藤沼:そうですね。他社さまの広告と音がかぶることなく、東口駅前の空間をジャックする規模感が広告効果を高め、好評を頂いております。NURO光様は3面連動でとても面白いクリエイティブを出稿いただきました。
引用:クロス新宿ビジョン 公式Youtubeチャンネル
大塚:不動産会社の立場から、OOHの価値というのはどういった点があると思われますか?
藤沼:大型街頭ビジョンは、何と言ってもその大きさによって、映像自体が持つインパクトを増幅できることが最大のメリットではないでしょうか。
3D猫にしても、ビルの一フロアを丸々占領する巨大猫だからこそ楽しんで頂けているのだと思います。また誰もが知っているような大型ビジョンに映ることは、それ自体に社会的な価値があります。
「ここで流れているということは、知っておく価値がある情報なのだな」と思っていただければ、コンテンツに対する信頼性も上がります。そのような媒体を運営していくことが、ビジョンが設置されているビル自体のバリューアップにも繋がり、テナント様にもベネフィットを感じていただけると考えております。
大塚:今後の事業戦略をお聞かせください。
藤沼:新宿は今後大規模な開発が計画されている街です。ユニカビジョン・クロス新宿ビジョンは共にその中心に位置しており、地域と連携して発展を図ってまいりたいと考えています。
また両媒体とも、本来のポテンシャルを発揮するのは、インバウンドが戻ってきたときです。東京観光の目的地として、新宿観光の起点として広く海外にも認識されることを重視して、戦略を考えております。
プロフィール
株式会社ユニカ
不動産事業本部 兼 デジタルソリューション部
藤沼 良丞
屋外広告としての機能ももちろん持つが、ある時にはアーティストのライブ会場に、ある時にはアーティストの誕生日を祝うメッセージボードになるという。
運営は、ビルオーナーでもある株式会社ユニカ。「新宿東口の猫」で知られるクロス新宿ビジョンも同じく同社の管理だ。いずれもSNSによって広く拡散される注目のメディアである。国際都市東京の中核で、OOHが新しい価値を獲得しているようだ。
巨大ビジョン×高音質で新宿東口がライブ会場に
大塚:御社は今年創業70周年を迎えられるそうですね。現在のように不動産やビジョンを手がけるようになったのは最近なんですか?
藤沼:はい。卸問屋として誕生しまして、取引先とのご縁からパチンコ店の運営をはじめ、出店計画の中で立地や物件情報を扱ううちに、不動産業へと業種を広げるようになりました。
2009年に「ユニカビル」が完成してからは、自社媒体としてビジョンの運営・管理も行っております。
大塚:手広いですね。「ユニカビジョン」はどういう経緯で設置されたのでしょうか?
藤沼:実はユニカビルが完成した当時、この場所は決して立地的なアドバンテージがあったわけではなく、どちらかというと裏側の薄暗いエリアというイメージでした。
ビジョンをつけたのは、このビルを新宿の新しいランドマークとして認知してもらうために、明るくにぎやかなイメージにしたかったからという理由もあります。
大塚:今では新宿を代表する風景のひとつですよね。
藤沼:おかげさまで認知度もだいぶ上がってきましたね。理由の一つに、映画「君の名は。」の作中で描かれたことがあります。多くの重要シーンで使われていまして、公開後は海外からのお客様が聖地巡礼のような形で訪れていました。
「東京を象徴する風景」として世界中に流れることで知名度があがり、企業様からの信頼も得ています。
大塚:媒体としての特徴を教えてください。
藤沼:一つの特徴は「音」です。街頭ビジョンというと、立地としては渋谷の方が人気ですが、一方で複数のビジョンが集中していてどうしても音が混じってしまいます。
その点、ユニカビジョンの立地は近くに競合媒体がないもあり、多くの方へクリアな音質で届けられるように作っています。そのためオープン当時からレーベル会社とコミュニケーションを取り、音楽放映枠で自社番組を流すという取り組みを行っています。
それから、100㎡×3面というサイズも特徴の一つです。街頭ビジョンはどうしてもサイズそのものが広告効果を左右しますが、ユニカビジョンは新宿エリアで最大級の街頭ビジョンです。
大塚:30分の長尺番組を放映されている点も、珍しいですよね。
藤沼:そうですね。まずはユニカビジョンを多くの方に見て頂く、知って頂くということが、広告収益やビル価値の向上につながるという発想です。
有名アーティストの番組や特別なコンテンツを放映することで、ビジョン前まで「見に来ていただく」ことを重視しています。
大塚:どういったアーティストのコンテンツが多いんですか?
藤沼:人気がある、話題になっているコンテンツを幅広く取り扱っていますが、ファンの熱量が大きく実際に「見に来ていただける」ジャンルということで、アイドル系、K-POP、声優系は特集する回数が多いです。
ファンの方がわざわざ見に来てくれて、しばしばSNSなどで放映の様子を拡散してくださってます。
大塚:偶然通りかかって見た人が拡散するんですか?
藤沼:ケースバイケースではありますが、投稿頂けるのは放映を目的にお越しいただいた方が多いかと思います。
現場の安全を確保することが大前提ではありますが、媒体前がちょうど西武新宿駅の「PePe前広場」になっておりますので、事前告知した上で、ファンを集客しての放映ができます。
引用:ユニカビジョン 公式HP
引用:ユニカビジョン 公式HP
大塚:ちょっとしたイベントスペースとしても活用できるというわけですね。
藤沼:はい。さらに、自社で開発したアプリを使うことで、映像とリンクした高音質なライブ音源を、ご自身のイヤホンで聴くことも可能です。疑似ライブ体験、として好評をいただいております。
大塚:事前告知ができて、人が集まれるスペースがあって、クリアな音質で音を流せるというのは強いですね。コンサート会場のようなクローズドな場所で行われてきたことが、新宿のど真ん中で実現するということですよね。
アーティストとファンをつなぐ「応援広告」
藤沼:ユニカビジョンの出稿理由をお伺いすると、純粋な広告効果以外に、アーティスト様ご本人が喜ぶ、というお話をよく伺います。
例えばデビュー直後のアーティスト様など、日本を代表する有名アーティストを特集放映している直後に、自身のミュージックビデオが放映されることが、達成感につながっているそうです。
またそのアーティスト様のファンからすると、誰もが知っている巨大ビジョンで「推し」のコンテンツが放映されていて、多くの方に見てもらえているということにも喜んで頂けているようです。アーティスト様やファンの方が、ご自身のSNSで「ユニカビジョンで放映中!」と発信して頂いているケースも非常に多いです。
大塚:なるほど。ユニカビジョンが「応援広告」のメッカになっているのも、そうした背景が関係あるんでしょうか。
引用:ユニカビジョン 公式HP
引用:ユニカビジョン 公式HP
藤沼:そうかもしれません。応援広告は韓国発祥の文化でして、もともとユニカビジョンでは、K-POPコンテンツはファンの熱量が大きいため、積極的に取り扱っていました。
加えて新大久保から徒歩圏内なので、韓国グルメや韓流ショップで楽しんだファンの方が流れてきます。ですので、以前から土壌はあったと言えますね。
大塚:個人の方が出稿されるんですか?
藤沼:個人の方から直接のお申し込みは受け付けていないのですが、専門の代理店さんなどに権利関係をご確認頂いた上で、放映しています。多くの場合、ファンクラブ単位でのお申込みで、国内だけでなく韓国や中国、東南アジアのファンクラブからも多数お問い合わせがあります。
大塚:そうなんですね。応援広告という文化は、今後国内のアーティストでも広がっていく可能性があるのでしょうか?
藤沼:そう思います。韓国に比べると日本のエンタメやスポーツの権利管理は厳しいですが、SNSの普及もあり、昔に比べると多くの分野で、すでに大目に見られている部分があると思います。コストをかけずにプロモーション効果を得られるので、ある程度自由に発信できた方がお互いにいいね、という流れになっていくのかもしれません。
「新宿東口の猫」と新宿が持つポテンシャル
大塚:「クロス新宿ビジョン」についてもお伺いします。まず、「新宿東口の猫」誕生までの経緯をお聞かせいただけますか?
藤沼:クロス新宿ビジョンも、ユニカビジョン立ち上げの時と同様に、まずは新宿のランドマークにする、というのが念頭にありました。
ユニカビジョンはクリアな「音」をフックにしましたが、こちらはお隣にアルタビジョンさんがあります。そしてちょうど計画のころ、海外でL字や湾曲した街頭ビジョンを使った3D映像が話題になっていたこともあり、「3D放映」をクロス新宿ビジョンの差別化ポイントにしようと考えました。
ただ3D映像が流せると媒体側が言い張っても、それがどのようなものかまず見て頂かないと始まりませんので、「クライアントさまへのサンプルを兼ねた、バズる3D映像を作りたい」と複数の映像制作会社さまにご相談し、様々なご提案をいただきました。
大塚:その中で、なぜオムニバス・ジャパンの「新宿東口の猫」を採用されたんですか?
藤沼:当時バズっていたアーティスティックな3D映像を踏襲したご提案が多かったのですが、その中で、一点だけラフな手描きの状態だった巨大猫が異彩を放っておりました。
「巨大猫が住んでいるビル」というコンセプトも非常に話題を呼びそうで、満場一致で採用させていただきました。
その瞬間から、渋谷の「ハチ公前」のように新宿の「猫前」が待ち合わせの定番になれば、という方向性も見えてきました。
引用:クロス新宿ビジョン 公式Youtubeチャンネル
大塚:本当に、駅前広場ではほとんどの方が見上げていますよね。シンクロ放映のコンテンツも訴求力が高そうですね。
藤沼:そうですね。他社さまの広告と音がかぶることなく、東口駅前の空間をジャックする規模感が広告効果を高め、好評を頂いております。NURO光様は3面連動でとても面白いクリエイティブを出稿いただきました。
引用:クロス新宿ビジョン 公式Youtubeチャンネル
大塚:不動産会社の立場から、OOHの価値というのはどういった点があると思われますか?
藤沼:大型街頭ビジョンは、何と言ってもその大きさによって、映像自体が持つインパクトを増幅できることが最大のメリットではないでしょうか。
3D猫にしても、ビルの一フロアを丸々占領する巨大猫だからこそ楽しんで頂けているのだと思います。また誰もが知っているような大型ビジョンに映ることは、それ自体に社会的な価値があります。
「ここで流れているということは、知っておく価値がある情報なのだな」と思っていただければ、コンテンツに対する信頼性も上がります。そのような媒体を運営していくことが、ビジョンが設置されているビル自体のバリューアップにも繋がり、テナント様にもベネフィットを感じていただけると考えております。
大塚:今後の事業戦略をお聞かせください。
藤沼:新宿は今後大規模な開発が計画されている街です。ユニカビジョン・クロス新宿ビジョンは共にその中心に位置しており、地域と連携して発展を図ってまいりたいと考えています。
また両媒体とも、本来のポテンシャルを発揮するのは、インバウンドが戻ってきたときです。東京観光の目的地として、新宿観光の起点として広く海外にも認識されることを重視して、戦略を考えております。
プロフィール
株式会社ユニカ
不動産事業本部 兼 デジタルソリューション部
藤沼 良丞