OOHニュース
電気がない灼熱の町に冷たい飲み物を届けた、コカ・コーラの“エコな冷蔵庫”
Case: Bio Cooler
様々な施策を通じてHappinessのシェアを体現するコカ・コーラ。今回は南米コロンビアのとある町に、電気がなくても冷やすことができる“エコな冷蔵庫”を届けました。
コロンビアにあるAipirという町は、最高気温が45℃に達する日もあるという灼熱の町。この町には電気が通っていないため、冷蔵庫がなく、冷たい飲み物が欲しくてもなかなか手に入らないのが現状だといいます。
氷を手に入れるのは実に一日がかりの重労働。動画に登場するこの女性は、朝4時に家を出て、氷を手に帰宅するのは夕方の4時から5時くらいになると語ります。
そこで今回コカ・コーラは、冷たいコーラが喉から手が出るほど欲しいこの町に、電気がなくても作動する冷蔵庫を設置し、町民に冷えたコーラを贈るプロジェクトを実施しました。
“エコな冷蔵庫”は、「水が蒸発する時に周りの熱を奪って温度が下がる」という気化熱の原理を採用しています。
仕組みは至ってシンプル。
1.冷蔵庫上部の植物に水をやります。真夏の太陽がそこに降り注ぐことで、水が蒸発し、気化熱の原理により庫内の温度が下がります。下記図によると、外気温40℃、庫内当初温度30℃だったのが、水やりによる気化熱で20℃まで下がります。
2.冷蔵庫には鏡が設置されており、鏡もまた太陽が降り注ぐことで熱を帯び、この熱を用いて気体を液体に変換し、さらに庫内の温度を下げるというものです。下記図によると、気化熱により20℃まで下がった庫内が、最終的には10℃にまで冷却されることになります。
念願の冷たいコーラを手にした人々には大きな笑顔が溢れたそうです。
町に太陽が降り注ぎ、町の気温が上がれば上がるほど、庫内のコーラはより冷えるという“エコな冷蔵庫”。灼熱の町に住む人々をクールダウンすることに成功したHappiness施策でした。
動画はコチラ
参考サイト
PR EDGEより転載https://predge.jp/93076/
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