OOH特集

屋外看板とは、駅前のビル壁面やロードサイドなどのスペースに掲出できるOOHメディアです。
店舗への誘導を目的とした導線上のメディアから、通行量の多い場所での商品認知獲得などの展開が可能です。

掲出期間は1週間〜1ヶ月間の短期から、6ヶ月間〜1年間の長期に分けられます。

代表的な屋外看板の種類

屋外看板

architectural photography of Coca-Cola tarpaulin

建物の屋上などに設置された看板です。

10mを超える大型の看板も多く、インパクトのある展開が可能です。

野立て看板

ロードサイドなどに位置し、地面に自立して設置されている看板です。

設置位置が目線に近いため、通行人や車を運転している方がターゲットです。

壁面看板

people walking on street during night time

建物の壁面に設置された看板です。

通行量の多い交差点や道路に面する場所で、大きく広告を掲出できます。

■交通広告

交通広告とは、私たちが通勤通学やレジャーでの移動に使っている公共交通機関の車両内や施設のスペースに掲出できるOOHメディアの総称です。

交通広告は消費者の日々の移動や外出中に接触することができ、その他のメディアと比べて、生活動線上で強制的に視認させることで反復訴求の期待できるエリアマーケティングに適したOOHメディアです。

代表的な交通広告の種類

電車広告

新幹線広告

新幹線, 鉄道, 旅行, レール, 日本, 高速, 駅, 技術, 市, トランスポート

空港広告

バス広告

交通, バス, 渋谷, 交差点, 泊, 東京, 日本, ビルボード, 通り, 市, アジア, トラフィック

タクシー広告

高速道路広告

首都圏の代表的な交通広告は以下になります。

■JR東日本

 ■東京メトロ

 ■東急電鉄

 ■小田急電鉄

 ■京王電鉄

■屋外ビジョン・デジタルサイネージ

屋外ビジョンとは、駅前のビル壁面や通行量の多い交差点などに設置された大型ビジョンに動画を放映できるOOHメディアです。

渋谷スクランブル交差点には合計6面の屋外ビジョンが設置されており、1社で6面を同時刻にジャックすることも可能です。

掲出期間が1日から選ぶことができ、ご予算に応じた展開が可能です。

代表的な屋外ビジョン

渋谷スクランブル交差点

新宿ユニカビジョン

株式会社STPR 8月27日(木)19:00からの「すとぷり」夏の無観客ライブに向け「すとぷり」からの5つのお知らせを発表！｜株式会社STPRのプレスリリース

エビスバシヒットビジョン

■イベントスペース

イベントスペースとは、セールスプロモーションやブランディングを目的とした集客イベントが実施できるスペースです。

イベントは消費者と対面することで商品やサービスの良さを直接伝えることができます。

また、短時間で多くの人を集客することができ、ターゲットが多いロケーションで実施することで短期間で効率的にリーチが獲得できます。

代表的なイベントスペース

SHIBUYA109

東急プラザ表参道原宿

■移動広告

移動広告とは、トラックやバスの車体のスペースに掲出できるOOHメディアです。
広告でラッピングした車両を特定のエリアに集中的に走行させることができます。

LEDビジョンを搭載した車両やロンドンバスなど、様々な車両があり、ブランドのイメージに合わせて車両を選ぶことが可能です。

代表的な移動広告の種類

アドトラック

大型LEDビジョンアドトラック

ロンドンバス

アドクル

OOHのメリット

高い接触率
大都市になればなるほど、公共交通機関が発達しており、通勤通学など毎日の移動手段として利用されています。生活導線上にあるため接触率が高いメディアです。

強制視認性

チャンネルを変えることのできるテレビとは異なり、広告が自然と認知されます。

反復訴求

毎日の通勤や通学で、同じ時間帯に同じ経路を利用するため、繰り返し広告に接触します。そのため商品やメッセージの刷り込みに高い効果がございます。

エリアプロモーション

実施するエリアを駅や路線などから自由に選択することができます。

利用者の属性からターゲットを絞った効果的な訴求が可能です。

WEBとの親和性

移動中にスマートフォンを使用している人も多く、インパクトの強いビジュアルやユニークな仕掛けがあるキャンペーンなどはSNSにも書き込みがされることが多く、波及効果が期待できます。

DOOHとは

DOOHとは、Digital Out of Homeの略で街中や電車やタクシーなどの公共交通機関に設置されているビジョンや液晶ディスプレイで映像を放映できるOOHメディアです。

屋外看板やポスター広告とは異なり、映像を放映できるため多彩な表現が可能です。

近年では、DOOHを更に発展させたダイナミックDOOHが注目されています。

ダイナミックDOOHの特徴はセンサーやカメラ、WEBと連動して放映する素材を切り替えることができます。

＜ダイナミックDOOHの事例＞

Samsung galaxy S8 Times Square

タイムズスクエアのビジョンを使ったダイナミック事例です。
普段は個別で販売されているビジョンをシンクロさせてクジラが泳ぎ回ります。

Public Media Art "WAVE"

韓国のデザインオフィスが手掛けた世界最大級のLEDスクリーンによるパブリックアートです。
波が立体的に表現されており、正面からでも横からでもリアルな情景を楽しむことができます。

都営六本木駅 CanCam

電車の進入によって起きた風が届いたかのように、モデルの髪やスカートが揺れる演出がされます。

プログラマティックOOHとは

プログラマティックとは、主にインターネット広告用いられる用語でデータに基づき、広告を自動で買い付ける仕組みのことを言います。

従来、OOHの買い付け方法は掲出する日時場所を決定し、それぞれのメディアオーナーに個別に申し込みます。
このプロセスには、電話やFAX、その他入稿状況の確認などのやり取りが発生しています。

プログラマティックOOHとは、インターネット広告で用いられる広告を自動で買い付けるシステムをOOHに転用する試みです。
OOHでも、オンラインで自動買い付け可能な広告プラットフォームの開発が世界中で進んでおり、
これにより、広告主・広告代理店は無駄なやり取りから開放され、業務が効率化されます。

また、今まではブラックボックスになっていたOOHの広告効果についても、自動買い付けの指標となるため開発が進められております。

アンビエント広告とは

アンビエント（Ambient）とは、直訳すると「周辺」「環境」を意味する言葉です。
アンビエント広告は、周辺環境に馴染んでいる広告の展開方法を表しており、通常はOOHメディアではないものを、その形や周辺の環境を生かしてクリエイティブを展開します。

アンビエント広告は、見た人の記憶に残りやすく、インスタレーションとして写真が拡散される可能性もあります。
新型コロナウイルス感染症の流行により、1箇所に人を集めるイベントが実施しづらくなった現代こそ、街なかを巧みに使用するアンビエント広告が注目されています。

＜アンビエント広告の事例＞

渋谷駅前の巨大ビルボードで中村俊輔が早着替え