TOW、年間1,000件超のプロモーション成果データの集合知を活かした成果解析ツール「体験デザインエンジン」 を開発

■「体験デザインエンジン」開発と「顧客体験マーケティング室」設立の背景

　企業と顧客がダイレクトにつながり、オフラインとオンラインをシームレスに行き来するデジタルプラットフォーム時代。企業のDXが加速する中、さまざまな接点における「顧客体験」をデータとして集積・分析・活用し、新たな付加価値を創り出すことが求められています。
　この潮流に着目し、強みである「体験価値」をコアに、新規顧客の獲得／既存顧客の育成・活性化に貢献し、クライアントの成果の最大化を追求する新たな価値提供モデルとして「TOW体験デザインモデル」を2021年2月に策定・発表いたしました。

 

　この「TOW体験デザインモデル」の成果指標に沿って、全施策の定量成果データをアーカイブしていく入力機能と、その蓄積されるデータの相関係数により成果指標をシミュレーションする出力機能、双方を兼ね揃えた独自ツール「体験デザインエンジン」の開発に着手いたしました。
　また、このツールを活用して体験価値の顕在化と成果指標に基づいた「線をつくる」統合プロモーション戦略立案を担う専門チームとして「顧客体験マーケティング室」を設立いたします。


■「体験デザインエンジン」について

　当社が手掛ける年間1,000件超のプロモーション施策の成果データを蓄積し、その「集合知のアーカイブ」をAIによる独自アルゴリズムが施策内容と成果データの因果関係を分析することで、類似プロモーション施策の成果データを事前にシミュレーションすることが可能になる予定です。
　これまで数多くのプロモーション施策に携わり培われた、「体験価値を生み出す経験値」に基づいた「成果デザイン指標」の算出を通じ、より精度が高く成果に繋がるプロモーション提案に貢献していきます。また、施策の定性データも集積して「知のアーカイブ」として活用していきます。
※「体験デザインエンジン」のサービス提供開始は2021年末を予定しております。
※成果データの実施値は社外公開するものではありません。
※各プロモーション施策の定量成果データの実施値は厳格に管理していきます。

■「顧客体験マーケティング室」の新設

　今回新たに設立する「顧客体験マーケティング室」は、当社の成長戦略を全面的に実行・推進する専門チームであり、成果志向のプランニング／プロデュースを実現するための様々な活動を行います。
　この専門チームは、戦略プランナー、プロモーションプランナー、データサイエンティスト、インタラクティブプロデューサー、SNSプロデューサーなど専門性を持った人材で構成します。個々のスキルを活用し、分析・調査～戦略立案～KPI設計～実行～効果測定までトータルで関わり、成果につなげる仕組みづくりをプロデュースします。

【「顧客体験マーケティング室」の主な取り組み】
①当社独自ツール「体験デザインエンジン」の開発・活用・運用
②体験価値をコアに成果指標をデザインするプロモーション戦略立案・実施
③体験価値の測定・分析～PDCA運用

【組織概要】
名称：体験デザイン本部　顧客体験マーケティング室
室長：小柴 誠
メンバー数：12名（発足時）

　「体験価値をコアに、成果をデザインする」という株式会社テー・オー・ダブリューの成長戦略のもと、「体験デザインエンジン」を「顧客体験マーケティング室」が中心となって駆使して、部署間連携を強化しながら、　クライアントの成果に向き合う業務に取り組んでいく。