OOHニュース
2022年度「Metro Ad Creative Award」が応募開始!東京メトロの交通メディアを最大限に活用したアイデア募集型広告賞とは?
株式会社メトロアドエージェンシーが主催するアイデア募集型広告賞「Metro Ad Creative Award」は、2022年度の応募を開始した。東京メトロの交通メディアを最大限に活用し、新たな価値を生み出すことにつながる表現やアイディアに出会い、そうした才能の発掘および育成を目的としたアワードとなっている。そんな広告賞について担当者に話しを伺った。
「Metro Ad Creative Award」について教えてください。
「Metro Ad Creative Award」は、協賛企業から出題される課題に対して、東京メトロのメディアを活用した表現やアイデアを募集する公募型の広告賞です。
デザイン部門・プラニング部門・TikTok広告部門の3部門で募集、グランプリをはじめとする受賞作は賞金や賞品にくわえ、東京メトロ銀座線1編成(昨年は丸ノ内線も実施)・各駅にある縦型サイネージを利用し、展示されます。
いつも乗車する車内・通る駅で受賞したアイデアの世界観を体験できることは、他の広告賞と大きな違いではないでしょうか。
本広告賞が誕生したきっかけは?
昨今、交通広告の主流が紙からデジタルへと変化し、データやテクノロジーも加わる形となったことでインタラクティブな広告表現が可能となった一方で、
体験や出会いを基にインパクトを与えることができるリアルメディアならではの魅力も追求し、再発信したいという思いがありました。
当時の担当者がイギリス視察に行った際、現地で開催されている「Digital Creative Competition」などの公募賞を一起点に新しいアイデアが生み出されている現場を肌で感じ、日本のOOH・交通広告においても同じような形式で新しいアイデアを募ることができないかと検討し、2017年から本アワードを開催致しました。
どんな方が応募されますか?
過去5回の応募傾向としては、高校生からフリーランスの50代~60代まで幅広く応募頂いておりますが、中でも20代~30代のデザイナー・クリエイターの方が一番多いです。学生も応募総数の3割~4割を占める結果となっておりますので、まさに若手の登竜門として認識して頂いているのかなと思っています。
実際に受賞者の方から聞いたお話なのですが、TwitterなどSNSで制作メンバーを集めたり、過去の受賞者同士で連絡を取り合って情報交換していると聞いているので、アワードがみなさんのクリエイティブ脳を刺激する一部になっていたら本当にうれしい限りです。
どんな方に応募していただきたいですか?
どなたでも大歓迎です!!
アイデアを出す上で、メディアの広告サイズや掲出場所、利用環境などそれぞれの特色を理解して頂くのは大事だと思う一方で、
「交通広告の概念を変えてやる!」という勢いの方も大歓迎です!
アプローチや手法は問わず、私達も交通広告の価値を再発見してもらいたい、という想いがございます。
2021年のグランプリや受賞作品について教えて下さい。
まずは、2021年度プランニング部門でグランプリ作品を受賞した「聴く路線図」です。
2021年度プランニング部門グランプリ
・課題企業:ヤマハ株式会社
・募集課題:楽器未経験者でもヤマハ銀座店に行ってみたくなるような広告
・応募作品に期待すること:多くの方にヤマハ銀座店に足を運んでいただき、音楽や楽器の楽しさに触れていただけるきっかけになる
これはYAMAHA様の課題で、楽器未経験者でもヤマハ銀座店に行ってみたくなるような広告という題材に対し、広告表現にアクティビティを加えたプロモーションです。
誰もが聴いたことがある発車メロディーを様々な楽器でアレンジすることで、
楽器未経験者である音楽ライトユーザーでも気軽に音楽体験を楽しむことのできる企画でした。「路線図」をモチーフにビジュアル化することで、東京メトロとの親和性も加味した、表現・体験の両面からクオリティ高く設計されていたアイデアでした。
続いて、2021年度デザイン部門でグランプリ作品を受賞した「ありえない、と笑いますか。」です。
2021年度デザイン部門グランプリ
・課題企業:公益財団法人東京動物園協会
・募集課題:都立動物園・水族園とその使命を未来に継承するデザイン
・応募作品に期待すること:大都市「東京」における自然生態系の窓口や野生生物保全活動といった使命の伝承
これは公益財団法人東京動物園協会様の課題で、都立動物園・水族園とその使命を未来に継承するデザインという題材に対し、可愛らしいデザインながらもメッセージ性の強い作品で、満場一致のグランプリ作品です。
例えば恐竜など絶滅してしまった生き物を少ない手がかりから想像しているように、今私達が当たり前に見ているパンダやゾウがいなくなる悲しさと怖さを、可愛らしいタッチとカラートーンで表現しており、追いうちのように「ありえないと、笑いますか。」というメッセージは胸に刺さる秀逸なデザインです。
最後に昨年度から新設したTikTok広告部門で受賞した「コーヒーンピック大会」です。
2021年度TikTok広告部門受賞作
「Metro Ad Creative Award」について教えてください。
「Metro Ad Creative Award」は、協賛企業から出題される課題に対して、東京メトロのメディアを活用した表現やアイデアを募集する公募型の広告賞です。
デザイン部門・プラニング部門・TikTok広告部門の3部門で募集、グランプリをはじめとする受賞作は賞金や賞品にくわえ、東京メトロ銀座線1編成(昨年は丸ノ内線も実施)・各駅にある縦型サイネージを利用し、展示されます。
いつも乗車する車内・通る駅で受賞したアイデアの世界観を体験できることは、他の広告賞と大きな違いではないでしょうか。
本広告賞が誕生したきっかけは?
昨今、交通広告の主流が紙からデジタルへと変化し、データやテクノロジーも加わる形となったことでインタラクティブな広告表現が可能となった一方で、
体験や出会いを基にインパクトを与えることができるリアルメディアならではの魅力も追求し、再発信したいという思いがありました。
当時の担当者がイギリス視察に行った際、現地で開催されている「Digital Creative Competition」などの公募賞を一起点に新しいアイデアが生み出されている現場を肌で感じ、日本のOOH・交通広告においても同じような形式で新しいアイデアを募ることができないかと検討し、2017年から本アワードを開催致しました。
どんな方が応募されますか?
過去5回の応募傾向としては、高校生からフリーランスの50代~60代まで幅広く応募頂いておりますが、中でも20代~30代のデザイナー・クリエイターの方が一番多いです。学生も応募総数の3割~4割を占める結果となっておりますので、まさに若手の登竜門として認識して頂いているのかなと思っています。
実際に受賞者の方から聞いたお話なのですが、TwitterなどSNSで制作メンバーを集めたり、過去の受賞者同士で連絡を取り合って情報交換していると聞いているので、アワードがみなさんのクリエイティブ脳を刺激する一部になっていたら本当にうれしい限りです。
どんな方に応募していただきたいですか?
どなたでも大歓迎です!!
アイデアを出す上で、メディアの広告サイズや掲出場所、利用環境などそれぞれの特色を理解して頂くのは大事だと思う一方で、
「交通広告の概念を変えてやる!」という勢いの方も大歓迎です!
アプローチや手法は問わず、私達も交通広告の価値を再発見してもらいたい、という想いがございます。
2021年のグランプリや受賞作品について教えて下さい。
まずは、2021年度プランニング部門でグランプリ作品を受賞した「聴く路線図」です。
2021年度プランニング部門グランプリ
・課題企業:ヤマハ株式会社
・募集課題:楽器未経験者でもヤマハ銀座店に行ってみたくなるような広告
・応募作品に期待すること:多くの方にヤマハ銀座店に足を運んでいただき、音楽や楽器の楽しさに触れていただけるきっかけになる
これはYAMAHA様の課題で、楽器未経験者でもヤマハ銀座店に行ってみたくなるような広告という題材に対し、広告表現にアクティビティを加えたプロモーションです。
誰もが聴いたことがある発車メロディーを様々な楽器でアレンジすることで、
楽器未経験者である音楽ライトユーザーでも気軽に音楽体験を楽しむことのできる企画でした。「路線図」をモチーフにビジュアル化することで、東京メトロとの親和性も加味した、表現・体験の両面からクオリティ高く設計されていたアイデアでした。
続いて、2021年度デザイン部門でグランプリ作品を受賞した「ありえない、と笑いますか。」です。
2021年度デザイン部門グランプリ
・課題企業:公益財団法人東京動物園協会
・募集課題:都立動物園・水族園とその使命を未来に継承するデザイン
・応募作品に期待すること:大都市「東京」における自然生態系の窓口や野生生物保全活動といった使命の伝承
これは公益財団法人東京動物園協会様の課題で、都立動物園・水族園とその使命を未来に継承するデザインという題材に対し、可愛らしいデザインながらもメッセージ性の強い作品で、満場一致のグランプリ作品です。
例えば恐竜など絶滅してしまった生き物を少ない手がかりから想像しているように、今私達が当たり前に見ているパンダやゾウがいなくなる悲しさと怖さを、可愛らしいタッチとカラートーンで表現しており、追いうちのように「ありえないと、笑いますか。」というメッセージは胸に刺さる秀逸なデザインです。
最後に昨年度から新設したTikTok広告部門で受賞した「コーヒーンピック大会」です。
2021年度TikTok広告部門受賞作
・課題企業:デロンギ・ジャパン株式会社
・募集課題:様々なコーヒーメニューを作ったり、楽しんでいる様子をTikTok上で紹介し、コーヒーメニューのバリエーションに触れて頂く
・応募作品に期待すること:「コーヒーのある生活」の楽しさの要素が全面に出るような動画を期待しています
これはデロンギ・ジャパン様の課題で、コーヒーメニューのバリエーションに触れるという題材に対し、ストップモーションを利用しトレンドを巧みに捉えたコンテンツに引き込まれる作品でした。
偶然の出会いを創造する両メディアの特徴を捉えながら、視聴者の指や足を止める工夫が随所で散りばめられており、さらにコーヒーを通じてキャラクターを描き分けることで、コーヒーの種類の豊富さと特長の理解を深めようとした視聴者とのエンゲージメントが高まる作品でした。
交通広告やOOHの魅力は?
主な交通広告の強みは3点あります。
1つ目は強制視認性のあるメディアであること、2つ目は反復訴求性があるメディアであること、3つ目はリーセンシー効果があるメディアであることです。
昨今ではインターネット広告の普及に伴い、ブランド毀損に繋がることが多発しインターネット広告の課題点が浮き彫りになったことで、これまで当たり前であった交通広告の強みが明確化しています。
1つ目がどの場所にどれだけの広告がでるのかが明確であり、公共性の高い場所に露出されるため、ブランド毀損の心配がなく、ブランドの価値を守る、高めることが可能です。
2つ目は広告が邪魔にならない場所に掲出され、まわりの風景や景観に溶け込んだ形で掲出することができるので、ネガティブな印象を抱かせず広告をポジティブにとらえてもらうことができます。
そして3つ目は巨大な面でインパクトのある広告展開が可能なため、より多くの方々に訴求でき、ブランドとのふとした出会いを演出することができます。
コロナ禍の2021年、受賞作品の傾向などに影響はありましたか?
家族と買い物するお父さん、残業でくたくたな若手社会人、眠い目をこすって出勤する医療従事者、
コロナ禍でより複雑且つ異なるバックグラウンドの人が集まる公共空間だからこそ、
より一人一人に届く、深度の深いコミュニケーションが求められていると感じています。
そういった意味でメディアの活用方や響いた言葉や体験をどう「共有」できるか、がより重要になりますし、OOHを起点に派生・拡散方法まで提案する応募作品が増えたと感じています。
「Metro Ad Creative Award」は今後、どのような新しい展開を考えていますか?
仮想空間部門、SDGS部門など様々な視点で部門をつくることも面白そうですよね!
どうしても環境や場所の制限が多いメディアですが、枠にはまらない自由な発想で交通広告をみなさんとアップデート出来たら嬉しいなと思っております!
2022年度「Metro Ad Creative Award」(応募締め切りは12月23日)の詳細は特設サイトをご参照ください。
また公式Twitterでは皆さまにより早く情報をお届け致しますので、是非フォローお願い致します!
公式サイト:https://maca.sendenkaigi.com/
公式Twitter:https://twitter.com/Metr0adAward
・募集課題:様々なコーヒーメニューを作ったり、楽しんでいる様子をTikTok上で紹介し、コーヒーメニューのバリエーションに触れて頂く
・応募作品に期待すること:「コーヒーのある生活」の楽しさの要素が全面に出るような動画を期待しています
これはデロンギ・ジャパン様の課題で、コーヒーメニューのバリエーションに触れるという題材に対し、ストップモーションを利用しトレンドを巧みに捉えたコンテンツに引き込まれる作品でした。
偶然の出会いを創造する両メディアの特徴を捉えながら、視聴者の指や足を止める工夫が随所で散りばめられており、さらにコーヒーを通じてキャラクターを描き分けることで、コーヒーの種類の豊富さと特長の理解を深めようとした視聴者とのエンゲージメントが高まる作品でした。
交通広告やOOHの魅力は?
主な交通広告の強みは3点あります。
1つ目は強制視認性のあるメディアであること、2つ目は反復訴求性があるメディアであること、3つ目はリーセンシー効果があるメディアであることです。
昨今ではインターネット広告の普及に伴い、ブランド毀損に繋がることが多発しインターネット広告の課題点が浮き彫りになったことで、これまで当たり前であった交通広告の強みが明確化しています。
1つ目がどの場所にどれだけの広告がでるのかが明確であり、公共性の高い場所に露出されるため、ブランド毀損の心配がなく、ブランドの価値を守る、高めることが可能です。
2つ目は広告が邪魔にならない場所に掲出され、まわりの風景や景観に溶け込んだ形で掲出することができるので、ネガティブな印象を抱かせず広告をポジティブにとらえてもらうことができます。
そして3つ目は巨大な面でインパクトのある広告展開が可能なため、より多くの方々に訴求でき、ブランドとのふとした出会いを演出することができます。
コロナ禍の2021年、受賞作品の傾向などに影響はありましたか?
家族と買い物するお父さん、残業でくたくたな若手社会人、眠い目をこすって出勤する医療従事者、
コロナ禍でより複雑且つ異なるバックグラウンドの人が集まる公共空間だからこそ、
より一人一人に届く、深度の深いコミュニケーションが求められていると感じています。
そういった意味でメディアの活用方や響いた言葉や体験をどう「共有」できるか、がより重要になりますし、OOHを起点に派生・拡散方法まで提案する応募作品が増えたと感じています。
「Metro Ad Creative Award」は今後、どのような新しい展開を考えていますか?
仮想空間部門、SDGS部門など様々な視点で部門をつくることも面白そうですよね!
どうしても環境や場所の制限が多いメディアですが、枠にはまらない自由な発想で交通広告をみなさんとアップデート出来たら嬉しいなと思っております!
2022年度「Metro Ad Creative Award」(応募締め切りは12月23日)の詳細は特設サイトをご参照ください。
また公式Twitterでは皆さまにより早く情報をお届け致しますので、是非フォローお願い致します!
公式サイト:https://maca.sendenkaigi.com/
公式Twitter:https://twitter.com/Metr0adAward
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