OOHニュース

原宿エリアに新たな広告メディアが誕生。歴史ある商店会が担う、気品ある街づくり 明治通りプラタナス振興会
渋谷駅と明治神宮前駅を結ぶ明治通りの裏手に並走する「旧渋谷川遊歩道」。その名称は知らずとも、「キャットストリート」といえばイメージが湧くだろう。
かつてここに流れていた渋谷川を思わせる、緩やかな道のりには、ハイブランドからカジュアルブランド、アウトドア専門店などが軒を連ねている。
平日、週末問わず若者でにぎわうこのエリアに、新たなOOHメディアが誕生した。仕掛けたのは、この地に根付く商店会「明治通りプラタナス振興会」だ。
70年以上この街で暮らし商店会会長を務める生稲榮次氏に、街の特色と、街路灯に設置したフラッグ広告について聞いた。
地元の篤志家によって設立された歴史ある商店会
大塚:明治通りプラタナス振興会の歴史について教えてください。
生稲:設立は昭和62年の4月ですが、前身として「神二商工会」という商店会がありました。
成り立ちとしては、昭和20年代に明治通りが整備された頃、当時の地主さんたちが自分の土地を無償で提供して高度な街づくりに協力したことが始まりです。
その志を受け継ぎ、「みんなでつくる美しい街、もっと輝ける素晴らしい街に」をモットーとしています。

大塚:商店会としてはどのような特徴があるのでしょうか。
生稲:一般的に商店会というと、店舗が中心になることが多いと思いますが、当会では企業がほとんどです。
現在加盟しているのは企業が25社、店舗が1店舗です。ですから商店会としても売り出しセールのようなイベントをするのではなく、街全体が活性化するような取り組みを進めていこうという方向です。
大塚:どのような活動をされているのですか。
生稲:定期的な活動としては、奇数月第三木曜日に清掃活動を行っています。加盟企業だけでなく近隣住民の方、テナント店舗のスタッフさんなど、多くの方が参加してくださっています。大勢の来街者に少しでもきれいな街を楽しんでいただきたいという思いで活動しています。
また、年に1度懇親を兼ねた研修会を開催しています。昨年は東急プラザ原宿「ハラカド」の総支配人の方をお招きして、ハラカドの特徴や来館者の反応などをお聞きし、街の現状について理解を深めました。
地元の商店街から国際的なファッションストリートに
大塚:このエリアは、街としてはどのような変遷をたどっているのでしょうか。
生稲:私がこちらに越してきた76年前は、表通りに八百屋さん、魚屋さん、酒屋さんなど商店が立ち並び、裏通りは住宅という静かな街でしたから、だいぶ様変わりしましたね。
今は明治通り沿いもキャットストリート沿いにもビルが立ち並び、住宅はほとんどありません。
渋谷と原宿という2大商圏をつなぐモール商店会なので、昔から特に集客をしなくてもお客さんが集まる街でした。
特に2020年にミヤシタパークができてからは歩道橋が横断歩道になったことで、渋谷方面からも原宿方面からも歩きやすくなり、人の往来が盛んになりました。
外国人観光客も多く、週末は明治通りもキャットストリートも多くの人で溢れかえっていますよ。

大塚:確かに、外国人の方が多いですね。
生稲:最近特に靴屋さんがたくさんできて、海外でも話題になっていると聞きました。ブランドとしてもキャットストリートに出店することが一つのステータスのようになっているようです。
イベント告知やブランディングに最適な街路灯フラッグ
大塚:「明治通り&キャットストリートフラッグ」が誕生した経緯をお聞かせください。
生稲:私が明治通りプラタナス振興会の会長になってから、安心安全な街づくりの一環として2022年に街を明るくするために街路灯を設置しました。
せっかくですからそこにフラッグをつけることで景観に彩りを加えるとともに、広告媒体として運用して収益を得ることにしました。


大塚:掲出スペースの仕様や特徴について教えてください。
生稲:町内25カ所に設置した街路灯のうち、フラッグはその中でも特に人通りが多く広告効果が見込める18カ所に限定しています。
広告サイズはとても巨大で、縦1,000mm×横600mmあります。表裏で別のデザインにすることも可能で、道がゆるやかにカーブしているため連続して視認することができます。


大塚:実際に掲出されたクライアントからはどのようなコメントがありましたか?
生稲:2024年5月に、アウトドアブランドのイベント告知でご利用いただきました。会場がキャットストリート沿いだったこともあり、通りすがりのお客様を呼びこむのにも活用できたと大好評でした。
近年キャットストリートにはアウトドアブランドのショップが増えていますので、「アウトドアの街」として認知されるようにしていきたいです。
目の前の公園も渋谷区に相談すれば内容次第では利用できるので、アウトドアブランドと協力して街おこしのイベントなどできたらいいですね。
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大塚:今後の展望をお聞かせください。
生稲:現在、第二弾の街路灯の設置を計画しています。明治通り側にさらに街路灯を追加し、表参道方面までつなげられれば、より効果の高い広告メディアとしてご利用いただけると思います。
また、景観を含めた街づくりにも引き続き取り組んでいきたいと思っています。渋谷とも竹下通りとも違う、原宿・神宮前の入口に位置する商店会として、しっかりと美観を保ちながら明治通りとキャットストリートを活性化していきたいです。
【原宿】明治通り&キャットストリートフラッグ
メディア資料はこちら
プロフィール

明治通りプラタナス振興会
会長
生稲 榮次
取材・文/大貫翔子
かつてここに流れていた渋谷川を思わせる、緩やかな道のりには、ハイブランドからカジュアルブランド、アウトドア専門店などが軒を連ねている。
平日、週末問わず若者でにぎわうこのエリアに、新たなOOHメディアが誕生した。仕掛けたのは、この地に根付く商店会「明治通りプラタナス振興会」だ。
70年以上この街で暮らし商店会会長を務める生稲榮次氏に、街の特色と、街路灯に設置したフラッグ広告について聞いた。
地元の篤志家によって設立された歴史ある商店会
大塚:明治通りプラタナス振興会の歴史について教えてください。
生稲:設立は昭和62年の4月ですが、前身として「神二商工会」という商店会がありました。
成り立ちとしては、昭和20年代に明治通りが整備された頃、当時の地主さんたちが自分の土地を無償で提供して高度な街づくりに協力したことが始まりです。
その志を受け継ぎ、「みんなでつくる美しい街、もっと輝ける素晴らしい街に」をモットーとしています。

大塚:商店会としてはどのような特徴があるのでしょうか。
生稲:一般的に商店会というと、店舗が中心になることが多いと思いますが、当会では企業がほとんどです。
現在加盟しているのは企業が25社、店舗が1店舗です。ですから商店会としても売り出しセールのようなイベントをするのではなく、街全体が活性化するような取り組みを進めていこうという方向です。
大塚:どのような活動をされているのですか。
生稲:定期的な活動としては、奇数月第三木曜日に清掃活動を行っています。加盟企業だけでなく近隣住民の方、テナント店舗のスタッフさんなど、多くの方が参加してくださっています。大勢の来街者に少しでもきれいな街を楽しんでいただきたいという思いで活動しています。
また、年に1度懇親を兼ねた研修会を開催しています。昨年は東急プラザ原宿「ハラカド」の総支配人の方をお招きして、ハラカドの特徴や来館者の反応などをお聞きし、街の現状について理解を深めました。
地元の商店街から国際的なファッションストリートに
大塚:このエリアは、街としてはどのような変遷をたどっているのでしょうか。
生稲:私がこちらに越してきた76年前は、表通りに八百屋さん、魚屋さん、酒屋さんなど商店が立ち並び、裏通りは住宅という静かな街でしたから、だいぶ様変わりしましたね。
今は明治通り沿いもキャットストリート沿いにもビルが立ち並び、住宅はほとんどありません。
渋谷と原宿という2大商圏をつなぐモール商店会なので、昔から特に集客をしなくてもお客さんが集まる街でした。
特に2020年にミヤシタパークができてからは歩道橋が横断歩道になったことで、渋谷方面からも原宿方面からも歩きやすくなり、人の往来が盛んになりました。
外国人観光客も多く、週末は明治通りもキャットストリートも多くの人で溢れかえっていますよ。

大塚:確かに、外国人の方が多いですね。
生稲:最近特に靴屋さんがたくさんできて、海外でも話題になっていると聞きました。ブランドとしてもキャットストリートに出店することが一つのステータスのようになっているようです。
イベント告知やブランディングに最適な街路灯フラッグ
大塚:「明治通り&キャットストリートフラッグ」が誕生した経緯をお聞かせください。
生稲:私が明治通りプラタナス振興会の会長になってから、安心安全な街づくりの一環として2022年に街を明るくするために街路灯を設置しました。
せっかくですからそこにフラッグをつけることで景観に彩りを加えるとともに、広告媒体として運用して収益を得ることにしました。
大塚:掲出スペースの仕様や特徴について教えてください。
生稲:町内25カ所に設置した街路灯のうち、フラッグはその中でも特に人通りが多く広告効果が見込める18カ所に限定しています。
広告サイズはとても巨大で、縦1,000mm×横600mmあります。表裏で別のデザインにすることも可能で、道がゆるやかにカーブしているため連続して視認することができます。
大塚:実際に掲出されたクライアントからはどのようなコメントがありましたか?
生稲:2024年5月に、アウトドアブランドのイベント告知でご利用いただきました。会場がキャットストリート沿いだったこともあり、通りすがりのお客様を呼びこむのにも活用できたと大好評でした。
近年キャットストリートにはアウトドアブランドのショップが増えていますので、「アウトドアの街」として認知されるようにしていきたいです。
目の前の公園も渋谷区に相談すれば内容次第では利用できるので、アウトドアブランドと協力して街おこしのイベントなどできたらいいですね。
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大塚:今後の展望をお聞かせください。
生稲:現在、第二弾の街路灯の設置を計画しています。明治通り側にさらに街路灯を追加し、表参道方面までつなげられれば、より効果の高い広告メディアとしてご利用いただけると思います。
また、景観を含めた街づくりにも引き続き取り組んでいきたいと思っています。渋谷とも竹下通りとも違う、原宿・神宮前の入口に位置する商店会として、しっかりと美観を保ちながら明治通りとキャットストリートを活性化していきたいです。
【原宿】明治通り&キャットストリートフラッグ
メディア資料はこちら
プロフィール

明治通りプラタナス振興会
会長
生稲 榮次
取材・文/大貫翔子
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【渋谷・原宿】SHIBUHARA WILD POSTING
【EYE LEVEL MEDIA】渋谷と原宿の中間地点、明治通り沿いに位置するWeWork Icebergの壁面(2箇所)に大型ビジュアルを掲出することができます。
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EYE LEVEL BOARD
【EYE LEVEL MEDIA】最大幅6.5mの巨大なクリエイティブを掲出することができます! イベントを実施する際のバックパネルとしてもご活用いただけます。
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【原宿】明治通り&キャットストリートフラッグ
【EYE LEVEL MEDIA】原宿・キャットストリートエリアをフラッグジャックできます!