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カードを入れなくても100ユーロが下ろせる!? コカ・コーラのHappinessシリーズにATMが登場
Case：Happiness ATM
コカ・コーラがグローバルで展開している“Happiness Project”の新バージョン＠スペイン。
今回は、もはやHappiness企画では定番となった自販機やトラックを使った取り組みではなく、街中に特殊なATM（‘The ATM of Happiness’）を設置します。お金が出てくる部分がコカ・コーラのボトルデザインになってます。
今回は、もはやHappiness企画では定番となった自販機やトラックを使った取り組みではなく、街中に特殊なATM（‘The ATM of Happiness’）を設置します。お金が出てくる部分がコカ・コーラのボトルデザインになってます。
こちらのATMでは人々が自身のカードや通帳を一切投入せずに、タッチパネルを操作するだけで100ユーロが下ろせてしまいます。無償で100ユーロもらえれば、それはそれでハッピーですが今回の企画の趣旨は、「100ユーロを使って他者にその幸せを共有すること」（Share Happiness）です。
通常ATMでお金を下ろす際は、カードを入れた後に画面の指示に従って引き下ろす額などを入力していきますが、Happiness ATMではその代わりに、タッチパネルに「100ユーロ無償で欲しいですか？」とはじめに表示され、それに「はい！」と回答すると、続いて「100ユーロを使って他者に幸せをお裾分けするための選択肢」が複数表示され、いずれかの選択肢に同意してタッチすることで100ユーロが下ろされます。半信半疑でパネルを操作していた女性も実際に100ユーロが落ちてきてビックリしています。
タッチパネルに表示される“幸せを他人に分け与える手段”には、例えば、遊技場で遊んでいる地元の子供たちにバスケットボールを購入してプレゼントすることや、
街中にいる様々な人に食事をサービスすること、
ベビーカーをひいている母親に赤ちゃん用のオムツをプレゼントすること、
公園のベンチに座る老夫婦に映画（or演劇）のチケットをペアでプレゼントすること等がありました。
『幸せのお裾分けを促すATM』がコンセプトの本企画。
“してもらった人”だけでなく、“分け与えている人”もとても楽しそうに、満足そうにしている様子が印象的です。「誰かとちょっとした喜び、楽しいひと時を共有すること」、それこそが“私たちにとってのかけがえのない幸せの一つの形ですよね”と示唆しているようにも感じました。
参考サイト
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