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SFホラー映画の超大作、パリのゴーストステーション(廃駅)を舞台にPR
Case:Subway
本年度最高の話題作との呼び声も高い映画「プロメテウス」のフランスにおけるユニークなプロモーション。
「プロメテウス」は、大ヒットSFホラー映画「エイリアン」の前日譚を描く作品で、監督は前作同様リドリー・スコット氏。
「プロメテウス」は、大ヒットSFホラー映画「エイリアン」の前日譚を描く作品で、監督は前作同様リドリー・スコット氏。
今回のプロモーションの舞台は、パリの地下鉄。
73年前に廃駅になったSaint-Martin駅のプラットフォームに、映画「プロメテウス」の世界観を表現するという企画で、同作にて主人公達が別の惑星にて人類の起源を辿って探索する洞窟内部の様子を具現化。
73年前に廃駅になったSaint-Martin駅のプラットフォームに、映画「プロメテウス」の世界観を表現するという企画で、同作にて主人公達が別の惑星にて人類の起源を辿って探索する洞窟内部の様子を具現化。
洞窟内奥深くに鎮座するモアイ像のような巨大な石像などが不気味なブルーライトで演出されています。
こちらのインスタレーションは5月25日までの期間にパリ地下鉄Metro line 9でPont de Sèvres行きに乗ると、廃駅を電車が通過するタイミングで数秒間だけ窓の外に拝めるという仕掛け。
電車の乗客に対しては日頃何もない廃駅だと認識していたところで、突如窓の外に異様な物体(世界観)が目に入ってくる、という驚きを体験させることができ、体験者経由で「廃駅で幽霊を見た⁉」的なバズを誘発することも可能だと思われます。
ただ現実的には、当企画は乗客だけをターゲットにしたダイレクトなプロモーションではなく、完全にPRを意図して設計されています。「ゴーストステーションを舞台にSFホラー映画の宣伝を行う」という新規性ある当企画の情報価値により、数多くのパブリシティを獲得できているようです。
映画のPRってホントユニークなものが多くて楽しいですよね。今回のケースも大がかりな仕掛けで面白いです。
余談ですが、前作主人公のシガニー・ウィーバー氏は残念ながら当作には出演していません。
余談ですが、前作主人公のシガニー・ウィーバー氏は残念ながら当作には出演していません。
参考サイト
・Adverblog
http://www.adverblog.com/2012/05/17/prometheus-phantom-subway-station/
PR EDGEより転載
https://predge.jp/89479/
http://www.adverblog.com/2012/05/17/prometheus-phantom-subway-station/
PR EDGEより転載
https://predge.jp/89479/