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フィリピンで最も汚れた川を浄化する、“草”で作られた看板
Case: Clean river soon
フィリピンの首都マニラを流れるパシッグ川は、国内で最も汚れていると言われています。そんな汚名を返上すべく、環境保護団体Hanaは『植物でできた看板』を川に流し、周辺に住む人々に川の水質の改善を訴えかける試みを実施しました。
看板はベチバーと呼ばれる、有害物質に対し強い耐性を持ち、人体に有毒な物質を吸収して汚染濃度を減らす効果のある植物を用いて作られています。このベチバーを使って「CLEAN RIVER SOON(まもなくきれいな川になりますよ)」というメッセージを作り、川に浮かべて流したのです。
調査によると、この看板に使われているベチバーによって、毎日9,000リットル~36,000リットルもの量の水を浄化することができるそうです。
このアイディアと効能も素晴らしいですが、川を汚しているのはやはり家庭から出る排水や、投げ込まれるゴミなどが主な原因。Hanaはこの施策を通じ、水の大切さ、環境問題への意識を高めていくことが大切なのだと伝えているのではないでしょうか。
参考サイト
PR EDGEより転載https://predge.jp/92633/
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