OOHニュース
【カンヌ4部門受賞】VWが仕掛けた、思わず目を疑うトレーラー付き自動車のその“走り方”とは?
Case: Backing up a trailer – Commercial
大手自動車メーカー・フォルクスワーゲンが、「トレーラーアシスト」という新技術を訴求するために、今年の1月に実施したプロジェクト「Backing up a trailer(バック走行でトレーラーを運んでみよう)」 をご紹介します。
YouTubeでも話題となった同施策は、2016年カンヌライオンズで4つの賞を受賞。プロモ部門でゴールド、アウトドア部門とPR部門でシルバー、そしてフィルム部門でブロンズと輝かしい功績を残しました。
「トレーラーアシスト」とは 、牽引しているトレーラーが車体とまっすぐになるように自動制御したり、バック走行をアシストしてくれる便利なシステム。
その技術の高さをアピールするために、“トレーラーを付けた自動車をなんと後ろ向きに走らせて街中を走行させる”という、驚きの取り組みを行ったのです。
この異様な光景に通行人や自動車に乗っているドライバーたちもビックリ。思わず立ち止まって車の行方に目を向けます。
トレーラーを引いた状態ではうまく回るのが難しい環状交差点も、見事に走行してみせます。
実はこのトレーラーは、今回のキャンペーンのために特別に作られたもの。扉を開けると、なんとそこには後ろ向きに取り付けられた運転席が。トレーラーは牽引されていたのではなく、車を牽引する側だったのです。
一見よくある白色のトレーラーに見えますが、中からは外が透けて見えるようマジックミラーになっていたのです。
この特別な“ボックストレーラー風”自動車を作る様子は、メイキングムービーとしてYouTubeに公開。現在までに100万回以上再生されています。
ユニークな発想で見事カンヌライオンズでも4つの賞を受賞した、フォルクスワーゲンの遊び心溢れるPR施策のご紹介でした。
-
レンタルキッチンカー及び撮影車輛
創業30年、レンタルキッチンカーのパイオニア『鶴金社中』 各種イベント、プロモーションから各種撮影まで、鶴金のカーラインナップの中からイメージの車輌をピックアップ!!
-
エンタカー
業界初、大型LEDビジョン搭載キッチンカー が登場!法人向けレンタカー事業として指導。
-
AIで効果測定ができる車両広告プラットフォーム「WithDrive 」
AIで効果測定ができる車両広告プラットフォーム「WithDrive」